百合絵「……ぁ、あんっ、私にそれを……言わせるんですか……？」

誠二「……言ってくれなきゃ、分かりません。俺は察しが良くはないし、自分に自信が持てないもので……」

　そう伏し目がちに呟いて見せると、これまた効果てきめんであったようで、百合絵はおろおろと慌てた顔をして――

百合絵「ああっ、どうか……そんな顔なさらないで？　私……あの、そのっ……喜んでっ、受け入れますので！　あなたのおチンポ……っ」

　カァ……ッと赤く顔を染めつつも、性交渉の際はそのように言うのが礼儀だと思っているのか、しっかりとモロ語でもって返してくる。

　疼きまくっていた秘部の内部が外気に触れて、木霊は悲鳴まじりの喘ぎをあげた。

木霊「……きゃふぅぅぅ！？　あひッ、やっ、いやあああぁぁぁッ！！」

　まるで達したかのような大きな喘ぎと共に、膣がヒクヒクと戦慄き、また中から濃い愛液が流れ出してきて、今度はクリトリスを掠めて腹部へと垂れ落ちていく。

木霊「あっ、あひぃ！？　いやっ、ン……ッ、あーーーーーーーーーーッ！！」

誠二「あぅ……！？　う、うはァ……ッ、うああ……！！」

　瞬時にして疼きが解消され、それと同時に鈴口からビュクビュクと盛大に白濁が噴出する。

稜子「ああン……！　すごい匂い……！　青臭くってぇ、こってりまったりとしていてぇ……はァ、これだけ濃い匂いだと、お肌に沁みついちゃいそう……。うふっ♪」

　歌うように言いながら、鼻をクンクン鳴らして、若い雄の香りを堪能していく稜子。

　感嘆の息を漏らし、愛おしげに亀頭へと、『チュッ』とキスしていく稜子。

　そんな彼女の愛情表現に応えでもするかのように、誠二のペニスがドクンッと大きく脈打った。

稜子「んっ、あン……！　はぁ、こんなに……ビックンビックン反応されると……私……すごく昂奮してきちゃう……。あぁ……ッ……！」

　月経前症候群を解消したり、月経周期を整える効果があると言われているその恥骨の真上に位置するツボを、グイグイと強めにプッシュする。

木霊「きゃう……！？　っく、あああぁぁぁッ！！」

　子宮を強く押されるに伴い、膀胱が刺激されて、思わず急な尿意に見舞われてしまい、焦る木霊。

　慌てて尿を漏らさぬようにと、下腹部にキュッと力を込めていく。

　などと言いつつ空いた手で、ペニバンのペニスをゴシリと扱いて見せた。

百合絵「っ、ぁ……え、え……？　お尻……に？　お、お尻に……ですか……？」

稜子「そうよ。だって前は塞がっちゃうんだし、仕方がないじゃない。ねぇ？　誠二くん」

誠二「そうですね。みんなで気持ち良くなるなら、そうする他ありませんね」